遺言言は財産が多い人だけのものではありません
「うちはもめるほど財産がないから大丈夫」
相続の相談をしていると、よく聞く言葉です。
しかし、実際にトラブルになる相続は、必ずしも財産が多い家庭ばかりではありません。
大阪本町相続サポートでも、相続のご相談を受ける中で、「遺言がなかったために話し合いが進まない」「家族間で意見が合わない」というケースがあります。
相続で問題になりやすいのは、財産の多さだけではありません。
原因の一つは、亡くなった方の意思が残されていないことです。
人が亡くなると、残された家族は悲しむ暇もなく、さまざまな手続きと判断を迫られます。
預貯金の解約、不動産の名義変更、相続人の確認、遺産分割協議書の作成など、進めなければならない手続きは少なくありません。
その中で「財産をどう分けるか」を家族だけで決めるのは、想像以上に大変です。
これまで言えなかった不満や、心の中にしまっていた感情が、相続をきっかけに表に出てしまうこともあります。
遺言は、財産の分け方を書くだけの書類ではありません。
「自分はこう考えていた」
「だからこの形にした」
その意思を、きちんと家族に残すためのものです。
遺言があることで、相続人同士の話し合いが進めやすくなることがあります。
また、亡くなった方の意思が明確になっていれば、残された家族も判断に迷いにくくなります。
相続で大切なのは、財産の金額だけではありません。
自宅不動産がある場合、預貯金の分け方に差が出る場合、同居していた家族がいる場合、前婚の子がいる場合などは、財産額が大きくなくても話し合いが難しくなることがあります。
「まだ元気だから」
「そのうち考えよう」
そう思っている間に、病気や認知症などにより、遺言を作成することが難しくなることもあります。
遺言は、亡くなる直前に用意するものではありません。
元気で判断能力がしっかりしている今だからこそ、準備できるものです。
遺言を書くことは、縁起の悪いことではありません。
それは、残される家族への思いやりであり、自分の人生をきちんと締めくくるための準備です。
このような方は、遺言の作成を検討してみてください。
・相続人同士でもめてほしくない
・自宅不動産を誰に引き継がせるか決めておきたい
・特定の家族に多く財産を残したい
・前婚の子や再婚相手がいる
・子どもがいない夫婦である
・相続人以外の人に財産を残したい
・家族に自分の意思をきちんと伝えておきたい
大阪本町相続サポートでは、遺言書作成に関するご相談、相続人の確認、財産内容の整理、遺言内容の検討サポートなどを行っています。
公正証書遺言の作成が必要な場合には、公証役場との手続きについてもご案内いたします。
また、相続税や不動産登記など、税理士・司法書士の専門業務が関係する場合には、必要に応じて各専門家と連携して対応いたします。
大阪市中央区・本町周辺で、遺言書の作成や相続対策をお考えの方は、大阪本町相続サポートまでお気軽にご相談ください。

